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【コラム】Web3時代。シニア金融マン&ウーマンも柔軟思考で

●Web3起業家は日本飛び出す ゲームや金融、基盤は個人(2022/7/9 日経)


起業の資金調達は日本だけでなく世界を巻き込んで、という記事。


例示されている「セガファイナンス」。あのゲームのセガ(SEGA)ではなくCEGAで、CEOは元UBSのトレーダーで元Googleという豊崎氏(女性)。

分散型金融(DeFi)の分野で、

「デリバティブ(金融派生商品)などを組み込んだ債権である仕組み債を、暗号資産(仮想通貨)で投資できるサービスを提供する。ブロックチェーン(分散型台帳)を使って自動で契約を履行する『スマートコントラクト』という仕組みによって、機関投資家は個人ごとに仕組み債を発行できる。セガは手数料と商品の運用益の一部を受け取る。

『世界では銀行口座を作れなかったり、政治的事情で資産が突然失われたりする国がある。このサービスで誰もが金銭を自由に持ち資産運用できるようにしたい』。豊崎氏は事業の意義をそう話す。」(以上、元記事より)


「個人ごとの仕組債」とは革命的な響き。

日本はじめ伝統的な金融の世界でもデジタル資産の発行・流通のルール化が少しづつ進み、STO(セキュリティトークン・オファリング)や海外連携も視野に入れた二次流通市場であるデジタル資産の取引所(日本では私設取引所=PTSの形で大阪デジタル・エクスチェンジが先行)が本格稼働しようとしている。

しかし、伝統的金融勢の動きを追い越す勢いで、DeFiなどの存在感が増している感がある。そうした動きに日本人が主体的立場で関わっているのは頼もしい限り。


シニア金融マン&ウーマン=保守的で変われない、ではなく、こうした動きに柔軟に対応できれば、新たな幸せなセカンドキャリア形成につながるのではないだろうか。


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